周年記念記事

周年記念記事

寒宵堂七周年

好きな本について、「好き」と同じくらいの強さで、いつも「なぜ?」と思っています。なぜ幸福だと感じるのか。あるいは、なぜ今でも恐ろしいのか。なぜ本当にあった話のように感じるのか。なぜ別の話をしているように感じるのか。 私は好きな作品とのあいだ...
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寒宵堂六周年

<存在しない人間の似顔絵を描き、存在しない時間に、確かにあったように固定すること>「本を読んでイメージイラストを描くのが趣味です」と言うと、たいていの人に首を傾げられます。そういう趣味が世に存在すること自体、あまり知られていないのです。 描...
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寒宵堂五周年

先日、机の整理をしていたらこんなものが出てきました。  まだ寒宵堂を立ち上げる前、Webという場所でなにをやろうか考えていた時のメモです。2018年当時、既にTwitterやPixivなどのSNSが全盛であり、個人ブログは勢いを失っていきつ...
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寒宵堂四周年

弦はすべて、錆ひとつないように磨きあげ、締めなおして音程を保つ。 さて、隠喩の和音が調和をもって響くか。諷喩の倍音が導き出せるか。 場面の描写から象徴の位相までを自在に転調できるか。 疾走するタッチの軽やかさが出せるか。同時に、重さが受け止...
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寒宵堂三周年

夜更けに、仕事がこないので職場で本を読んでいたら、退勤する同僚が「いいですね、読書ですか」と声をかけてきたことがありました。あ、しまった、と思って顔を上げたら、彼は穏やかに笑ってこう続けました。「石井さんが読書をする姿には、安心感があります...
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寒宵堂二周年

今年の北海道は雪解けが早いです。 雪片曲線のロゴなんて作っているあいだに春になってしまったことだ。 寒宵堂は二周年を迎えました。 タイトルのところに「本を読んで絵を描きます。」とあるのですけど、この説明文をつけたときには少し考えました。あま...
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寒宵堂一周年

寒宵堂、という号は「一灯独守寒宵(一灯独り寒宵を守る)」から採りました。 ともしびが一つ寒い夜にまたたいている、という意味で、中国清代の書物のことばだそう。 では、灯りをつけて何をしているんでしょう。 私がこの言葉を知った『六字名句墨場必携...