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寒宵堂雑記

読了帳、もう一つのアーカイブについて

このブログには、「INDEX」のページ以外にもう一つ隠れたアーカイブがあります。といっても非公開の。寒宵堂を支えるバックヤードです。 私は中学1年の時から現在まで、読了した本をほぼ全てノートに記録し、感想をつけています。 いや、そういうこと...
画と画材の話

ビターマーマレード(コピック)

オレンジは夏のイメージがあったけど、マッカイ(Mackays)のマーマレードのラベルは秋から冬の色合いだ。熱い紅茶や暖炉の灯が恋しくなるような。 美しい、目を引くようなラベルや包装があると、しげしげと眺めます。スクラップ・ブックに貼ったりも...
寒宵堂雑記

万聖節の宵

日が沈んで、万聖節の始まりです。ハロウィン・ナイト! これは以前、雑誌『かつくら』に送ったものです。秋号の発売が10月25日だったので、ハロウィンにしてみようと思ったのでした。もし有栖川有栖が魔法使いだったら、というイラストです。 ラフの段...
本の話

『テレヴィジョン・シティ』(長野まゆみ)―Circulationを解いて

さあ、『テレヴィジョン・シティ』。 長野まゆみの“円環脱出系”作品の、これが最大難度じゃないか。上に行っても下に行っても、なかなか出口がみつからない。遠心力で壁に叩きつけられる。それでも外に出ようとする。 アナナスとイーイーは、《鐶の星》の...
イラスト

次回予告?

なかなか小説イメージイラストが上がらない。 かろうじて服のデザインなど。 イラスト本体も頑張って描いているんですが、この作品自体に思い入れが強すぎて、描いても描いても仕上がらない。あーあー。予想はしていたのだ。せめてラフを上げます。 長野ま...
画と画材の話

秋の便り(吉祥顔彩)

今年の夏は暑中見舞いが書けないまま終わってしまった。 大雪山から紅葉の便りが届いて、北海道は急速に秋に入ります。 イラストは特に典拠なし。平安装束をわちゃわちゃ描きたかった。 この目の覚めるようなオレンジ色は、毎度おなじみ吉祥顔彩の「赤橙」...
本の話

『白鳥の歌 中村苑子句集』(中村苑子)―遠く暗い鐘の音

中村苑子を知ったのは大学時代で、それから毎年のようにこの句が思い出される。 日が高く昇った夏の静かな朝、暗い室内から、あかるい窓の外を見ているとき。荒涼とわが身わが夏はじまれり中村苑子著『白鳥の歌 中村苑子句集』p.19より ふらんす堂から...
画と画材の話

怪盗参上(コピック)

コピック売り場に行ったら、棚の前で中学生くらいの女の子が二人おしゃべりをしていました。一人が「いいなー、コピックほしいなあ」と言うのに、相方が間髪入れず「やめな!金欠になるよ!」と答えていてもう……、……わかりすぎるほどわかる。 B04 T...
本の話

『陰陽師』シリーズ(夢枕獏)―人の世に繋ぎとめるもの

最初に出会った安倍晴明ものが、夢枕獏の本作だったので、晴明の隣には相棒・源博雅がいるのが私の中では自明になっています。 フィギュアスケーターが氷上で安倍晴明を演じたとき、それはそれだけで素晴らしい演技だったのですが、BGMの笛の音を聴きなが...
イラスト

ニコルの塔 再放送

「青春、アドベンチャー」(能登麻美子さんの声で) 以前、当ブログでも取り上げた『ニコルの塔』(小森香折著)ですが、“青春アドベンチャー”(NHK- FM)でラジオドラマ版が再放送されます。やったー。(※2020年)5/4(月) 21:15-...