友人から、征海未亜の『スーパードール・リカちゃん』を借りて読んでいた。
これは幼年少女漫画誌 “なかよし”に連載されていたのだけど、貸してくれた友人は「上に立つ者はそれなりの責務があるって話でね!」と熱弁する。

ほんとにノブレス・オブリージュな話だった。一人の小さな女の子が、騎士に励まされながら、王国を助ける力を手にするまでの話。noblesse obligeって、久しぶりにこの言葉を思い出したんですが、身分の高いものが真っ先に身を切ってほかの人を助けるべき、という考え方です。
これを読んでいて気づいたんだけど、ファンタジーの王さまでも、ノブレス・オブリージュが最初からできるわけじゃないね。それをやってみせたり、できるようになるまで見守る人が必要だ。
そして私も友人も、そういう、「王さまが王さまになる話」が昔からずっと好きなのだった。『十二国記』シリーズ(小野不由美著)とか、『守り人』シリーズ(上橋菜穂子著)とか。最初から王さまでも、悪くはないんだけどね。
イラストは、漫画を貸してくれたその友人へ感想がわりに描いたもの。私信なので一部です。
画材は今回もコピックです。塗っててわかったけれど、手元にピンク系のコピックが少ない。一方で水色系はその倍くらいある。まあ「寒宵堂」だもの。
肌色と影色用のわずかなピンクを駆使して塗っています。
それでなんとかなってしまうのが、コピックの面白いところです。「イメージぴったりそのものの色はないんだけど、最終的にはこんな感じにならないかなあ」で、違う色を少しずつ塗り重ねていって、なんとかなってしまう。むしろ、「これけっこう違う色だけど塗ってみる」も良いです。
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◆征海未亜の『東京ミュウミュウ』より、いちごのイラストをマスキングを使って描きました。





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