家守綺譚らくがき

 梨木香歩の『家守綺譚』のイラストを描いています。

高堂は活発そうに。綿貫は文学青年。

 描きながら、NHKのラジオドラマ版を流していました。水辺の音がちゃんと再現されていて雰囲気があります。家のそばを流れる疎水の音や、高堂が漕いでくるボートのオールが水を跳ね上げる音が心地いい。最終回で蕭々と降っている雨の音も。

 私がここ一か月ほど『家守綺譚』にかかりきりになっているのを知っている母から、「そういえば、琵琶湖の水が少なくなったって、ニュースで見たわ」と電話がありました。ああ、私も同じことを考えていた。「湖の国の人たちは、空が低くなって心配なんじゃないかしら」。
 『家守綺譚』なら高堂やゴローが奔走するところだ。

 現実的には、下流への放水制限がかかったとのこと。

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コメント

  1. 狗神 より:

    先週やっと、厚手の冬物コート類を引っ張り出してきました。
    クリーニングに出した衣類のビニールを整理しながら、短いモノローグに耽る・・・案外、私は好きなようです。
    読書やラジオドラマには常に、読み手・聞き手によるシーンの差異と云う余白があって、私は好ましく思っています。
    声と音だけをソースとして、瞼の裏のスクリーンに描いてゆく物語は非常に小気味良いものですね。
    そこに、入れ立てのコーヒーがあれば、なお。

  2. 石井 より:

    >>1
     暖かくしてお過ごしください。
     ここ北海道もこれから長い冬に入ります。街路の音は雪に吸い込まれて消え、静かな夜が訪れます。私は読書の灯りをともします。
     ……アナログイラストと「本の話」記事を楽しみにしていてくださった方は、もうしばしお待ちください。当方、梨木香歩作品のなかでは取り組みやすいと思っていた『家守綺譚』に討ち取られつつあります。もし生還したらお目にかけましょう。

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