万聖節の灯

 とうにお菓子がもらえる歳じゃない。でも、ハロウィンが近づくとなんとなくわくわくしてしまう。街に、オレンジ・紫・黒というあの妖しいカラーリングがあふれるのも愉快だ。

 愉快だけれど、クリスマスや復活祭がどこまでもよろこびに満ちているのに対して、ハロウィンにはどことなく物悲しさがある。もとが、古代ケルトの死者の祭りだからかな。あの大カボチャ、ジャック・オ・ランタンの灯も、死者たちのために焚かれるものだ。

 今日は、ここにいない人たちのために、灯をともす宵です。

墓に座ってる青年。多分親しい人の。

 しかしそれはそれとして、大事をとって(?)お菓子を用意してしまったんです。ウォーカーのショートブレッドがひと箱あります。誰か来るかなあ。

コメント

  1. 狗神 より:

    「悪戯かお菓子か」
    私も、そんなこと言おうものなら即通報されるお年頃です。えぇ。
    ウォーカーズのショートブレッド!!キラーン
    あのクリスマス・レッドの(見た感じ)、魅惑的なまでに危険で(糖質的に)、夢の詰まった箱の(憧れを込めて)アレですよね!?
    ピンポーン♪(石井さん宅の玄関チャイム音)
    石井さん「はい?」
    狗神「とりっくおあとりーと!」
    →通報される

  2. 石井 より:

    >>1
     自分で焼いてもあの味にはならないんですよね。大英帝国の神秘だ。
    近所にお菓子をもらいに行ってタータンチェックの箱のこれが出てきたら、もう、その家のことをずっと忘れないと思うのです。いや、来年も狙うぜ、とかそういうことではなく。

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