瞳子、遊砂、そして四季

 閉ざされた学園を舞台にした、森深紅の小説『アクエリアム』より、三人の子どもたち。左から遊砂、主人公の瞳子、そして四季です。

白いワンピースの制服を着た3人の少女たち

 以前この小説の紹介をしたときに、瞳子と遊砂しか描かなかったので、心残りがありました。
 四季(右端の子)、すっごく好きなんです。こういう、なんというか、報われないタイプの優等生。このイラストでも彼女の人柄が表現できてるといいのですが。髪型もいろいろ考えましたがこれで。

四季のラフスケッチ。髪が長くてまっすぐ、きっちり分けている

 幼なじみである瞳子の心は、いまや外の世界へ惹かれて戻ってこない。校則を破って遊砂と出ていこうとしている。それを感じながら、四季は瞳子に約束をさせます。「もう二度と、校則に触れることはしないな?」それが、四季が瞳子にできる精いっぱいだった。
 この二人の指きりのシーンはせつない。約束が破られる予感がすでに漂っていて。

 指きりのシーンの前に、二人が話しながらジェンガを引いているのも印象的でした。
 ジェンガってあれ、積み木のバーを互い違いに組んだタワーから、荷重のかかってないバーを交互に抜いていく遊びです。ここでの四季の慎重な手は彼女の性格をよく表しています。

 それはそうと、ジェンガか……ジェンガなんて、最後はぜったい崩れるんだよー。

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以前行った作品紹介とイラスト(瞳子と遊砂)。あと、制服のデザインを少し。

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