夢の中で行ける図書館

 よく、夢の中で図書館に行くことがあります。
 まあ、夢の中でも、というか…(現実でも図書館ヘビーユーザー)。

 現実に自分が行ったことのある図書館が出てくるのではなくて、おもしろいことに、まったく架空の図書館なんですね。しかも同じ図書館に何回か行ける。夢なのに。

 吹き抜け二階建てで、一階に気持ちのいいソファがランダムにおかれた雑誌コーナーがある、居心地のいい図書館とか。
 足元近くの棚だけガラス張りになっていて、中に動物の骨格標本など不思議なものが陳列してある、博物館みたいな古くてほの暗い図書館とか。よく憶えています。夢だけど。

 目が覚めてから「あんな図書館があったらいいなあ」と思うこともしばしばです。
 中でも好きだったのが、階段状になった広いホールに児童書架が並ぶ図書館。
 こんな(下図)。建物の一番立派な場所を児童書架にするなんて、なんて志が高いんだ、と思った記憶があります。

階段状になった図書館

 ところで、こんな図書館が夢に出てきたわけには、少し心当たりがあります。

 私は大人ですが、児童書をよく読みます。新作を追いかけたりもします。
 成長、喪失、通過儀礼、といったテーマが好きで。児童文学の得意な分野ですね。
 そういう話をしていたら、友人が、自分も児童書が好きで読みたいのだけど…と哀しげな顔をしたことがありました。私は何も考えず「読めば?」と返したのですが
 「成長して背が高くなってから、図書館の児童書架に行くと自分だけにょっきり頭が出てしまって、人目が気になる」のだとか。そうか、児童書コーナーってだいたい書架低いからね。

 夢の中では、階段状になったホールで友人が真剣に児童書を選んでいました。

 そうか、段差があれば頭が出てるのそんなに目立たないもんな、と目が覚めてから納得した次第です。いや、現実には何も問題は解決してないんですけど。

……ほんとにないかなあ、こんな図書館。

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