恩田陸著『蛇行する川のほとり』のイメージイラスト、らくがきのまとめです。
初出のもの、いままでに他所で発表したもの、過去の雑誌読者投稿など。
★毬子(上)と真魚子(下)

初期案。元は、前回記事(『蛇行する川のほとり』(恩田陸)―絵のなかの遠い黄昏)のイラストを描く前に、キャラクターデザインとして考えていたものです。色をつけてみました。
憧れの先輩に夏合宿に招待されて舞い上がる毬子に「とにかく、あの二人が何の目的もなしに、あんたを家に呼ぶとは思えないな。気を付けなさいよ、毬子」(恩田陸著『蛇行する川のほとり』文庫版p.23より)と忠告してくれる真魚子は、賢い友達です。うん、そうだよね。恩田陸作品で謎の小規模な集まりに参加すると、最悪の場合、命ないもんね。
毬子は本文だとヘアバンドをしている描写があるので(文庫版p.88)、それに忠実なバージョンです。描き進めていくうちに、ない方が彼女の素朴なイメージに合ってるかな、と思ってなくしちゃったのですが。
★あってもかわいいか。

★高校の制服案

城下町に昔からある私立の女子校、ということでお嬢様っぽく。
小説作品の学校制服を勝手に考えるの、好きなのです。本文中に「制服がない」なんて書いてあると、ひとりで、うおお、と悔しがります。あってよお。あってくれよお。そんな読者もあんまりいないと思うけど。
★芳野さんらくがき

私のなかで芳野さんはすごいスタイルがいいことになっている。
★“小説ファン・ブック Katsukura(かつくら)” 2017年秋号投稿作品

雑誌の恩田陸特集に読者投稿したもの。古いので少し直しました。
当時の日記を見返すと「直前で香澄のポーズを変えた」とありました。そうだったかも。顔を出さない方がいいことに、描きながら気づいたんだ。たしかにね。この作品を知らないひとへの紹介として、「じゃあこの子は?」と思ってもらうには、その方がいい。
でもやっぱり、香澄の表情も描きたかったなあ、というわだかまりがあって、7年越しに描くことにしたのでした。
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