藤井セントラル(札幌市中心部にある大きな文具店。画材も揃う)で、新しく発売になったHERBIN(エルバン)のドローイングインク を見つけてしまったのです。“Éclats(エクラ)”という。ただ、絵の具としてはとても……かなり高価なので、ずらりと並んだガラス瓶から、自分の好きな色を一つだけ、考えて買うことにしました。考えるのに売り場を3周しました。
“Bleu Nuit”、フランス語で「夜の青」と書かれた瓶を選びました。鞄の中のそれを帰りの汽車の中で眺めながら、この絵を描くことを思いついたのでした。

宮沢賢治著『銀河鉄道の夜』より、カンパネルラです。

バックラン(色を塗ったあとから水を置いて、絵の具の粒子を追いやっていく技法)で天の川を描いています。インクが広がって、銀河が生まれるようです。
残暑お見舞い申し上げます。ケンタウル祭ですね。
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◆2023年の残暑お見舞いは夢枕獏著『陰陽師』シリーズより、晴明と博雅でした。




コメント
更新が楽しみでした。好きな銀河鉄道の夜のイラストですし、エルバンのインクが私が今のところ唯一持っている色と同じだったので嬉しくなってしまいました。iro-utsushiのペンでお手紙を書くのに選んだインクが、夜の青でした。(10ml入りです。)
この深い青に何てぴったりなイラストなんだろう、と思いました。ありがとうございます。
見ていただきありがとうございます。夜の中でも冬の凍てつく夜や春の宵ではなく、夏から秋口にかけての、ぼうっと光っている夜のような色だなあ、と思っています。インクで手紙を書かれるとのこと、素敵ですね。私もインクで書いて、追伸にそのインクの名前を記すのが好きでした。今ではぺんてるのエナージェルです(これも好きですが)。
返信ありがとうございます。夏から秋口にかけての夜、という表現になるほど、と頷きました。エナージェルも大好きです。青色(と言っても沢山の色がありますが)が好きなので、エナージェルもブルーブラックをよく使います。ご存知かもしれませんが、SAKURA BallsignIDのカシスブラック、フォレストブラック、ミステリアスブラックも愛用しています。 (お忙しければ返信はお気遣いなく…)